開店躁だん

荻窪アルカフェの店主だん@佐々木典子です。◆アルカフェYouTubeチャンネル https://goo.gl/ZPrzvv ◆アルカフェE-mail dan@alcafe.deca.jp◆アルカフェWEB http://alcafe.deca.jp ◆Twitter https://twitter.com/alcafe_ogikubo ◆Facebook 荻窪アルカフェ https://twitter.com/alcafe_ogikubo ◆Facebook 佐々木典子(檀上) https://ww

つれづれ

通勤快読

近藤史恵「ヴァン・ショーをあなたに」- 「タルト・タタンの夢」に次ぐフレンチ・ビストロ・ミステリー続編。ヴァン・ショーとはホット・ワインのこと。シェフのフランス修行外伝も、シリーズに華を添えた。よしながふみ画で漫画化してほしいと思ふほどに、…

通勤快読

「Story Power」- 震災後にできることは何かと音楽同様に文芸からの問いかけにより編まれた。ちきりんさん推薦「ハゲタカ」著者、真山仁の「わがんね新聞」がツボ。テンポ感の良さとリアル説得力は新聞出身ならではか。まさにペンの力なり。ハゲタカも読んで…

通勤快読

近藤史恵「タルト・タタンの夢」- 自転車ロードレース・ミステリ分野を開拓した著者は、実は時代物から料理物まで多才多筆。こちらはフレンチ・ビストロを舞台としたミステリ短編集。んまそうなワアドてんこもり。食欲の秋を感じつつ、近所のブランドミュゲ…

通勤快読

重松清「まゆみのマーチ 自選短編集・女子編」- 短編集と言いつつ、表題作は100Pの中編。一気に読んで目の幅の涙。ラスト3行に筆者の祈りが凝縮されている。当単行本の印税はあしなが育英会に寄付されるとのこと。子供たち、そして親たちへの眼差しがいつも…

通勤快読

新潮文庫「サービスの裏方たち」- 珍しく小説ではなくドキュメント。これシリーズ2冊目。1冊目はトンがった職業が多かったが、この2冊目は割と地に足ついた密着型。その分リアルだすねえ。しかし冒頭の給食のおばさんと私2歳しか変わらないのね。なんて地に…

通勤快読

藤本ひとみ「天狗の剣 幕末京都守護職始末」- お得意のフランス史から離れて意外や幕末物である。ややジュブナイル傾向は強いものの、瑞々しさは相変わらず。若木のやうな小天狗の剣が、幕末の嵐に揉まれてどのように変化していくのか、読み進めるのが楽しみ…

ハワイに行ってきました

うそです。 南房総バス旅行に行ってきました。 大山千枚田。6月に天皇陛下も訪れたさうで、おかげさまで綺麗に整備されたのだとか (そのためツアアに組み込まれたのか?) 野島崎灯台。房総半島最南端の地ださうで。灯台のシンボル?かっとびくんに対抗し…

こんな夢を見た

冬の山であるもかかわらず、杉の緑は色濃く茂り、枝先に白い雪をうっすら被っている。今からこの山を登るのかと、遥か遠く山頂を仰ぐ。登り始めてみたら、足元が土を蹴らず、空をかくように速く速く、足のみが前に進んでいく。だいぶ中腹の方まで来たと思っ…

通勤快読

重松清「君去りしのち」- 幼い息子を亡くし、一人もしくは同行の形で「旅をしている」連作集。冒頭の一文が必ず同じかつテーマは一貫して‘近しい者の死’である。出世作「その日のまえに」を彷彿させるが、旅の情景がテーマに加わったことに一層の深みを感じ…

通勤快読

阿川佐和子のこの人に会いたい8。文春の名物コーナー。大橋のぞみや由美かおる、マツコに梶芽衣子など(あら、女性の方が印象に残ってる?)。団鬼六は昭和破天荒世代といふか、植木等、いかりや長介に通じる独特のパワーを感じる。ハチャメチャやってそれ…

きのふはほぼ日怪談読みすぎたせいで、明け方こわい夢を見る。起きて寝室の引き戸を開けやうとしたら、誰かが外から押さえている。見たわけでもないのに押さえている姿がうすぼんやり脳内にイメエジ。ひゃぁああああ

通勤快読

宮部作品を読みたくなり、短編集「チヨ子」- 現代物になるとちょっとシニカルな視線が加わる気がするが、その分哀調も増すやうな。冒頭の「雪娘」は結末が途中から予想つくが、あるあるこういふのって、ちょっと怖くもさびしくもあり。

だらだら快読

最近には珍しくツイッタアがこけてるので、こちらに。お連休中日はひぐらし受付お手伝い→女子会→カラオケ。最終日はくたばって寝たきり廃人。ひたすら引きこもって読書。近藤史恵「サクリファイス」「エデン」一気読み。前著は短編外伝をたばねる、おおもと…

通勤快読

岩井志麻子「現代百物語 生霊」- 爽やかな近藤史恵を読むつもりが、朝からじっとりと(--; でもこの方のは、お化けより人間が怖い都市伝説タイプなので、がくぶるにはならず。そういへば、今夏は「ほんこわ」ないのかなあ。昨年はAKBが出てたのだ。たかみなち…

記憶にない文章

自分への見せしめ。しゅるる。 alcafe_ogikubo アルカフェ ええとそんなわけで、吉祥寺の旅、無事終了。夜はこれからアルカフェスタだす。それにしても、おれはなんのために音楽やってるのか、シビアな問いかけを常に投げかけるジョージタウンalcafe_ogikubo…

通勤快読

東雅夫編「夢魔は囁く 文豪怪談傑作選 明治篇」- 古本屋にもなかなかないやうな埋もれた作家を発掘しているのは、毎度ながら凄いと思ふ。ちくまの当シリーズも5年目。今回は、激有名な夏目「夢十夜」と、小泉八雲「きまぐれ草(抄)」の対比がキラリ光って…

夏到来-だん的推薦課題図書

最近は思い付きTwtitterダダ漏れ傾向なので、こちらがすっかり閑古になっておりますが、記録保存としてはまだまだ活用されるべく。 だん的推薦課題図書(まんが含む): ◆伊集院静「なぎさホテル」- 初期の週間文春連載エッセイにたまに紹介された、この「な…

通勤快読

伊集院静「なぎさホテル」- 今までのエッセイにちょこちょこ出てきた逗子の名門ホテルについての文章をまとめたもの。時の流れが止まったやうな皇族御用達ホテルにうとり。でもまだ読み始めたばっかりだよ〜ん。その他購入。近藤史恵「サヴァイヴ」- 新潮文…

通勤快読

怪談実話系2完読←朝から。岩井志麻子ちゃんはマイナス霊感なんだすって。驚異的鈍感ではねかえしちゃうさうです。さもありなん。紫の舌の君←サイバラ画伯のイラストを想像しませう。

通勤快読

怪談実話系2 書き下ろし怪談競作集である。朝から!って朝だからまだいいんだすぅ。雨の日と夜はだめなんよ〜(読みたくなるけど)。冒頭の加門七海さん、さすがのつかみ。ぶるるる

J氏生誕まん月会

非常に充実度の高い会だした。幹事成功!最初から最後までスマアトだったと思いますよ〜。決めてはやはりチェイサーか。日本酒だと水ガブ飲みが厭じゃないのよねえ。まん月もTwitterやってらっしゃいます。アカウントはこちら。sobamangetsu今回は8名枠の中…

ふららかいしゃ。アフタアは歯医者と十字式

表題のたうり。

見出し日記

ばたばた日常なので、見出しのみ。 後から記憶が薄れなければ、ブログ補完しまっす。 08日(水)美女とワインおデイト 09日(木)5コネ 10日(金)びっくりカフェ営業来店 11日(土)インストフェスタ2回目20名オーバー盛況 12日(日)小田原…

へろろお週明け

きのふアフタアは歯医者さんと十次式をはしご。日曜からの首寝違えも緩和。やはりJ氏を引っ張っていかねば。夜の吉祥寺店はガラガラ。ラッキィ。帰りのBOOK OFFでまんが散在。「おろち」愛蔵版105円ってどゆこと!!画業55年当たり年なのに<うめずせんせい。…

さて、インストフェスタvol.2も盛況のうちに終了しましたこと感謝いたします。トップバッター出演したPA隊長は反省会が終わらないのか帰ってきません。もうすぐおたんじゃうびだちゅうに。ぷんすか。でもそういふところがJ氏たる所以なのでありませう。祝・…

びわ

2年振りにびわの実がついた。試しに一つもいでみたが、すももの激スッパな感じだった。びわ酒には良いのかもしれないが。カラスとの闘いがこれから始まる。つつくなよ〜〜門扉の横では、先月盛りだった藤に代わって、へちまが実をつけ始めた。ゴミ出しの帰…

2階から見た玄関前の紫陽花。だいぶ咲いてきました。梅雨だすねえ。

こてん

京橋から銀座まで歩いていけるので、れん後はミヤビんさんの個展会場へ。ここは手動エレベーター。さすがにベテランになってきたので、困っている方を先導して開閉してみたり。けふはミヤビんさんもいらっしゃいます。以前お気に入りだった兎のヘンリー卿(…

通勤快読

伊集院静「作家の遊び方」-残り2冊ちうの1冊。平積みごっそりなくなってました!今度池袋でサイン会もあるし、現代ではKさんこと黒鉄ヒロシとの対談も掲載。いねむり先生効果大!おやじファン激増ちう(伊集院さんといへば女性ファンなのに)で、内容。電…

通勤快読

ちくま文学の森「思いがけない話」- O・ヘンリー「改心」は、手塚治虫の短編(特にブラックジャック風)みたい。平明で鮮やか。短編集も読んでみたくなる。他のもモーパッサンなど、ちょっとした辛味スパイスが朝から気持ち良いだすね。