2011-08-16 通勤快読 つれづれ 藤本ひとみ「天狗の剣 幕末京都守護職始末」- お得意のフランス史から離れて意外や幕末物である。ややジュブナイル傾向は強いものの、瑞々しさは相変わらず。若木のやうな小天狗の剣が、幕末の嵐に揉まれてどのように変化していくのか、読み進めるのが楽しみ。