開店躁だん

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ウクレレ・ピクニック

7時15分出発。都内を出るまではじりじり運転だったものの、上に乗ってしまえばスイスイ快速。リゾート逗子、葉山を横目に見ながら通過して、2時間ほどでやってきました、ソレイユの丘。駐車場が心配だったものの、まだ時間が早いこともあり、無事第2駐車場へ。近くのガソリンスタンドで不安な予言があったものの、まあ1日は大丈夫でしょうと(これが後のキョーフに繋がる)、いざ園内へ。しかし毎度ながらこれで入場無料はすごいなあ。オフィシャルTシャツ販売収益金があってのことらしいですが、お金そろそろ取ってもいいんじゃないかなあ、、

公園入口でサンドイッチを買っていたら、男性に「アルカフェさんですか?」と声をかけられました。なんと先月のウクレレ・サマーフェスタにご来店いただいた方で、本日出場されるとか。出番を教えてもらったのでチェキ。しかし、こういふところでお客さんにお声かけて頂けるとは、店も3年(まだ未満だすが)やるもんだなあと、ちょっと嬉しい。

ハワイアン・ショップ(昨年よりワイアン系出店増えてました)を横目に見ながらまっすぐ進んで、巨大会場グリーン・ステージへ。敷物を引いて荷物をおろしてまずは一服。まだ日当たりはそれほどキツくない。今回は車だからビイルはNGなのがちょい残念だすが、余裕のある今のうちにと、後方のウクレレ・ショップへ。今年も出店されている、タカハシ・ウクレレのブースへ。

タカハシ・ウクレレさんのブースは他店のようにディスカウントやくじ引き、試供品配布など、呼びものが無いにもかかわらず、いつも人だかり。何気に人気が高いのであります。この日は、昨年頂いたタカハシ・オリジナルTシャツをペアルックで来てきたのだった。このTシャツ、超かわいいんだすよ。ペアルック恥ずかしいかなあ、、と行く前はちょい思いましたが、着いたら全然そんなことなかったです。第一、オフィシャルTシャツはてんこもりだし、タカハシ・ウクレレT着用のひとも(スタッフさん含め)いたし、なによりこの開放的な空の下では細かいことはどうでもよくなるのだった。おおらか度アップ。

さて、肝心の展示作品。写真&詳細はJ氏のウクレレ・ブログでのアップをお待ちください。わたくしから言えますことは、ベビーウクレレよりさらに愛らしい、1枚板でできた、小さなウクレレ工芸品(現在試作ちうだとか)なのであります。あと、昨年には無かった商品紹介ブローシャがあったので、店置きをお願いして、ひと固まり頂いていく。商品注文から受け取りまでのプロセスを丁寧に紹介してあり、商品ラインアップなど分かりやすいので、タカハシ・ビギナーの方にはぜひおすすめしたいところです。

ステージ脇にはタワレコの出店もあり、キヨシ小林さんの新譜を購入。その他、手持ち可能なタイコ500円、ウクレレ・スタンド(クリップ式)1,500円など、掘り出し物を店購入。仕事してるな、わたし。えへん。オケ集合に行っているJ氏が戻ってきたら、いよいよ第一部のウクレレ・ラヴァーズ開始。

ラヴァーズ。昨年同様にウクレレえいじの司会進行。昨年はずいぶん押しまくった記憶がありますが、今年はさくさく進行。えいじエライ。しかし、グリーンステージの方はひたすらハワイアン&ウクレレレスナー発表会の体裁なのは、ちょい食い足りない気がするのだすが、その中で今年新星のように颯爽登場したのは、IWAO STYLE。プログラムを見た限りでは、IWAOさんのコピバンなのかなと思っていましたが、なんと本物のIWAOさん率いるグループらしい。5人編成で、全員お弟子さんだとか。女性1人10歳の小学生1人を含むグループなのだすが、えっっ!うまい!!いや〜IWAOさんと共演して何の遜色もない熟練チーム。こういふバンド増えてくれたらいいなあ。。IWAOさんの生演奏は初めて聴きましたが、J氏の前評を浮かべながら、あ!これはウクレレ界のホリオさんだ!と勝手に腑に落ちる。カウントの取り方はまさにクリソツ。うーん。なるほど。プロの演奏家には集中させるタイプと発散させるタイプの2種類があると思っているのだすが、まさにIWAOさん、ホリオさんは後者タイプ。IWAOさんはまごさん受けしそうだなー。

などとひとり悦に入っていると、そろそろ入口で声をかけてもらった方の演奏が近付いてきたので、移動。もうひとつの会場である、ウォーター・ステージへ向かう。こちらは屋根もあり、水辺なので、風通りもよく涼しい。その代り、客席はいっぱいで立ち見なのだすが。音響もよく、演奏内容もグリーンよりさらに濃くなったスタイルのやうである。わたし好みはウォーターの方に固まっているのかしらん。そういや、聴き逃しちゃったけど、ウォーターの最初の方には昔オファーをかけたことのある、スイングアンドマックスさんが出場していた。あと、6月のギター・フェスでデモ演奏していた、フロッグスリープさんも発見。あと感心したのは、大阪から来た山本家(これがエントリー名)。小学生高学年くらいのお嬢さんとお父さんのデュオ。お父さんが手練れなのはもちろん、お嬢さんも教育の良さを感じさせる、上質なプレイヤーだった。「これがほんとの教育です」と上野文化元館長さまのお言葉が脳裏をよぎる。そうだよなあ。ほんとに。さて、お目当ての方は、ウクレレ雑談家ふぁにけんさん。応援団の声援もあり、会場を上手く盛り上げていた。お疲れさまでしたー

ウォーターステージを出たところで、グリーンステージでの演奏を終えたJ吉さん&Hさんに遭遇。ウクレレアフタヌーン。昨年はアヴァンギャルドな追悼赤塚不二夫さんだったが、今年は渋く民族調にキメていた。フォーメーションも遊び心満載で、最後にはアンデス25も4本登場、演奏しながらの退場となった。粋だすね。リーダア彦六店主さま、お疲れさまでしたー

13時、J氏はオケ集合&ステージ袖待機。待ち時間に、ショップを冷やかし、ハワイのドーナツ“マラサダ”をおやつに購入。うわっ〜ふっわふわ〜(サザエさんのふんわっふわふではない)。戻って運良く空き席を確保。さて、ウクレレ・オーケストラ・ジャパン@水辺のステージ。昨年はアマチュアステージ枠とキヨシさんとのセット枠だったのが、今年は単独でプロ枠ゲットだとか。レコード発売が大きいのでしょうか。ポニョは意外に子供受けが少ない。もうブーム去りきなのかしら。でも、お客さんの反応は上々。拍手も熱の入ったものだった。掛け合いの妙が集団できちんと表現されているのは、なかなか価値の高いことであります。アレンジやっぱいいなあ。。

終わってお役御免かと思へばそうでもないらしく、大量の10月演奏会チラシ配布を用命されたとかで、この炎天下気の毒なので、お手伝いする。オケ団員のふりして「演奏会いかがですか〜」(^^;。出番終わりの奥様方やまったりカップルさんなどに手渡し配布。ちょうど演奏を聴いてくれていた方も多く、「ああ、さっきのウォーターステージの」と好反応。帰ってから店にもチラシ入口に貼りました。

お名残り惜しいだすが、そろそろシンデレラ・タイム。101歳(!!!)のウクレレ・プレイヤー、ビル・タピアと、生つじあやのをちょい聴いてから、会場を後に。しかし、ビル・タピアさん。ちゃんと自分で歩いてステージへ。歌いました。弾きました。そのお姿はウクレレ仙人。関口さんも熱のこもった拍手を送ってました。もちろん会場は一挙一動に大騒ぎ。いやー。有り難いものを見させて頂きました。100歳になっても弾ける楽器なんですね。ウクレレってすごい、いや、すごいのはビル・トピアさんか。とにかく、すごかったです。生つじあやのは、あーやっぱりつじあやのだーと、確立された芸風スタイルに納得。メジャーラインに行く方の説得力を感じる。

帰り、さて。予言が現実に。エンジンやばいっっ!メカのことはよく分からんのだすが、とにかく走行がやばいモード。高速ちうに止まってくれるなと念じつつ(どういう状況アマイガッ)、どうにか環八までこぎつけ、大きなガススタに避難。バッテリー交換。じょえええええええええ。間に合ってあってあって。結局19時前店入り。出演者のみなさま、ゴメンナサイしゅるる。いろんなことが超綱渡りだったので。車のメンテはほんと気をつけねば、、あー無事でよかった。

店のほうは、それでも平和に滞りなく終了。演奏者、お客様にもまずまず満足いただけたやうで、ほっとひといき。帰ってからビイル2本で、ばたり寝。