お初出し動画
【20210822alcafesta】
https://youtu.be/gdxkGNTQV4g?t=594
秋風
作詞作曲 佐々木典子
1.
少しだけ早く先に着いたから
店に行く前に化粧直した
訊きたくないこと話せない言葉
鏡を閉じたら消えてしまった
ふたりの間に置かれたアクリル板
心の中にもずっとあったんでしょう
いま だんだん近づいてくる
最後の一言が
あとどのくらいしたら
傷がすっかり乾くの
涙のひとつも流せないのに
2.
さっきまで酷い雨が降っていた
知らん顔してる高く青い空
変わりやすいのは女心だと
言われる時代に生きてみたかった
この店を出たら互いの幸せを
忘れて生きる自由が戻るだけね
いま だんだん遠ざかっていく
ふたりだけの街が
あとどのくらいしたら
笑って話す日が来る
笑顔で別れることを選んで
だんだん遠ざかっていく
ふたりだけの夏が
あとどのくらいしたら
夏の思い出に変わる
笑顔で別れることを選んで
自由という風に吹かれ
あなたの知らないひとになる
「秋風」は8月19日、「Rainy Tripper」「Shiny Dreamer」ちーさんとのコラボ・レコーディングの朝、突如作りました。
サビフレーズは以前入れていたボイスメモから。当初、明るい長調サビだったのに、Aメロは短調にしてみたくなり、繋ぎのBメロを
ドラマティックにしてみたら、歌詞まで引っ張られました（実は曲ができるまで明るい前向きな内容を考えてた）。
曲が歌詞の内容を決めるって、あるんだナー。びっくり。
夏から秋に変わる瞬間ってどんな時ですか。雨上がりの朝？ワクチン副反応が終わったとき？（笑）
季節が変わる瞬間を、ある別れに託して作ってみました。当世ソングとして「アクリル板」wordを出してみました。創作もまた心のアルバムだすもんね。
