開店躁だん

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みどりの日

先週末土曜日の昼間は弊店にて 【green tempo Farewell Party】でした。 こちらは自分出番(アイランズ)以外は カウンターへばりつきでしたが、 最後の「アワ・ソング」はなんとかステージを観ることができました。 「プリティ・ワールド」に比肩する名曲が、また産まれたんだすねえ。

green tempoさんは、アルカフェ初期、そして中興の祖とも 呼ばせて頂きたくなるグループのひとつです。 ロンドン行きのmidoriさん、そしてマヤコさん、masatoさんの
それぞれの未来に幸あれかし。 またの機会が生じるまで、店も頑張りまっす。

さて、お呼ばれのアイランズはこの曲を。

崖の上のポニョ
アクユウ・メドレー

ポニョはmidoriさんからのリクエスト。 確かに目をまんまるにしたら似てらっしゃいますね(笑)

アクユウは、「また逢う日まで」から始まり 何故かこれでもかといった、フェアウェル・ソングの詰め放題。 へえ。別に意図して選んだわけでもなかったのに やはりドラマティカルな名曲が生まれやすいテーマなんだすかねえ。 春は出会いと別れの季節。

歌詞が本番で飛んだのは人生史において初めてではないかしら。飛びそうになったといふことは過去にもありますが、飛んで代わりに出てきたコトバが 何故かつじつまがあっているから、のうみそってすごいものですね。 「あなたに逢えてよかった あなたには希望の未来がある」(後ろ部分がその場で出てきたコトバ)その瞬間は頭ましろでしたが、特定のひとに向かって歌う行為は、 普段とは違うのうみその動きになることは確かなやうです。

時間がなくて、撤収最中にばたばたとお渡ししましたが、 お店からmidoriさんへのお餞別は
「手ぬぐい本」
1枚の手ぬぐいをつづり糸で本の形状にあつらえたものです。 実用にもオッケ、ブックカバー(箱)があるので、本のままにしておいてもオッケ。和小物のお店で見つけたのだすが、手ぬぐい本、題して「にほんの春」。 肌触りの良いページを捲ると、 山々や桜風景、スミレやタンポポなど野花がほっこりした色合いで描かれている中、最後のページには、可愛らしい黒いランドセルが。 「さあ、入学式です」と文字が添えられています。 卒業といふのは同時に、新たな入学式なんだすねえ。 midoriさんにとっても、メンバさんにとっても。 そう思ったら嬉しくなったのでありました。

あと何度自分自身卒業すれば、本当の自分にたどりつけるだらう。 いや、何回だって卒業できるし、お入学もできるんだすよ。尾崎さん、今ならそう思ったりしないかなあ。

それぞれの春だす。美しい季節だす。にほんの春。