開店躁だん

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小国セレナーデ

第1部はそんな雰囲気なので、お酒も入っていないみなさまステージを凝視して聴いておられました。すまんだすのう。ほんとはウェルカムドリンクがある予定だったやうですが、時間の都合上カット。休憩が入りここでやうやく飲食が始まる。よし、場がゆるんできたぞ。こちらも少し気が楽になる。のはずだったのが、今回東京から同行したPAのナホさんがものすごおく困惑の表情で控えスペースにやってきた。「??なんかクレームでもあったんすか?」と聞こうとしたら、隣にいるゴキゲンなおじさまが「これ、やってくれんかねえ(←熊本弁に変換してください)」???はて。手元を覗き込むと1枚のファックス譜面。なんですか?これは。タイトル「小国セレナーデ」。Moderato 情をこめて、と楽譜上部に書いてある。はえぇえええっ!これ歌うの?はっはいぃい〜。紗リーダアが「ちょっとお時間ください!」みんなで枚数分の楽譜を覗きこみ、急ぎメロ譜を解読。幸いにもコードが振られていたので、わたしはメロハモリを適当にします〜、と。すげえ。メロ譜から5分でバンドアレンジ。5分後、一同よろめきながらステエジへ。小国セレナーデは2部の熊本曲披露の後に挿入することに。第2部スタアト。蘇州夜曲/きらきら星(パート分解&アレンジ)/見上げてごらん夜の星を/五木の子守唄/おてもやん。ご存知のひとはご存知のやうにトライトーン中心。五木の子守唄、おてもやんの熊本2曲は合唱譜面。4声なので、わたしはJ氏とダブり、ところどころ5声ハモリに。第2部は酒もほどほどに入り、いい感じにゆるんでいる。ゆるみピークが来る頃合に「小国セレナーデ」である。この曲、言ってしまえば演歌モオド。演歌チャンチャカチャンの世界だ。全然夜曲じゃないなあ。オリジナルはゆっくりのテンポらしいですが。とにかくすごい。。これがほんとの宴会芸だ。。歌詞と音を追うのに必死。周囲の異様な盛り上がりよう。そう。やはり自分たちの歌を歌ってもらうのが一番嬉しいのだすね。おらが町の歌。もちろん、総会は全国の美しい村の要人が集まっているので、この曲を知らないひともたくさんいるはずなのだが、異様なくらいに会場一体感があった。そして必死の演奏が終わったとたんに、「アンコール!!」の声が。あの〜まだステエジ残ってるんすけど。司会の方(専属司会がついている)フォローしてくださり、残りの曲を。涙そうそう/ハナミズキ/ふるさと(会場の全員合唱)。ふるさとはおじさまたち大音量で歌ってらっしゃいました。先日うみで中学校訪問演奏をしたときは中学生みんな静かだったなあ。みんな年取ると歌うやうになるのかなあ。大盛り上がりで終わったらお約束のアンコール「小国セレナーデ」。後で録音を聴いて大笑いしたのだが、実に一体感のある演奏だった。みんなで一斉に覚悟を決めたときにたまに良い演奏が実現したりするのだが、今回はまさにこの曲で。しかも、会場の手拍子が一糸乱れなく、歌のリズムと和している。なんじゃ?この異様な会場の集中度は。もう笑うしかない。んはははは。と、かなりハイソウ状態。大団円で幕を閉じ。花束贈呈。リーダアの紗織んが一瞬笑い泣きの表情をしたのが印象に残る。企画手配運営当日進行あーんど運転手をこなしてくれた紗織ん、お疲れさまでした。おかげさまでとっても楽しく心に残るお本番でした。