開店躁だん

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バーバーショップ・ハーモニーへの招待

先週日曜にバーバー貴公子、Steveくんからバーバーショップ・カルテット練習見学の旨、了承を得たので、午後より出かける。目指すはお台場、練習場所は港区台場、台場区民センターなのだ。東京テレポートは1時間に1本の接続のため、大崎にて途中下車したものの断念。新橋にてゆりかもめ。海はひろいなおおきいな。懐かしの往路。アカペラがハモネプブームに沸いていた頃、お台場デックスビーチでアカペラ公園スペシャルが催された。ここで歌ったんだなあ。なつかし。一瞬デックスのウッドデッキを通り過ぎ、隣の区民センターへ。

会場の和室に入るとSteveとメンバー1人(まだピチピチ20代前半←嗚呼オバ表現)待機。そうこうするうちに3人集まり、練習開始。おっやはり若いひとは声に張りがあるね。伸びやかなハーモニー。うん。いいぞいいぞ。馬論さん登場。あれ?をたくも練習見学だすか。さすがバーバー愛好家。2人で並んで聴く。暗譜済みの数曲ざくっと通した後、1曲譜読み。この時点でテナーは現れず(この日は欠席だったらしい)。結構難曲のやうで、Steveがベースいったりテナーいったり、音の度数関係を細かく指示している。「あのー譜読みの音埋めやりましょうか?」思わず参加。やはり譜読み段階は多少よれていても全バート揃ったほうが概観つかみやすいもんで。。参加してみるとそれはそれで大変だが面白い。練習はSteveが見張り指導していくスタイル。Steveは天然の感性からなのか、非常に和声感覚の強いひとで、彼の声から全体のハーモニーが見えてくる。歌いだしは必ず彼が全パートの出だし音を出し、そこを頼りに入るが、彼にはハーモニーとしてゆらぎがないのだ。音楽感性がめっぽう鋭い。彼と何かやることとはとてつもなく厳しくかつ楽しいのだろうなあと想像する。1時間の譜読み(そんなにかかったのかと後から知った)でなんとか最後までたどり着く。ヒー。

休憩後、本日の真打ちゲスト登場。日本バーバーショップ・カルテット協会の菅野事務局長、さらにアメリカからデンバーのSound Of The Rockiesで歌われているRichard(リチャード)さんという方が、本日のメインゲストなのだ。リチャードさんは高級カメラブランド、PンタックスのTechinical Training Coordinator(名刺ママ)で、とってもえらい方なのだ。日本担当のドンのやうで、来日は2度目のやうだが、どちらも1週間、仕事だとか。彼の来日スケジュールに合わせて、菅野氏がもろもろ計画したらしい。そんな場に遭遇できたのも有難いことだ。なむ。練習見学続行。メンバー3人で次々歌っていき、途中でリチャード氏が加わる。おお!やはり本場の楽器だ。まず声の大きさが違う。張りが違う。じゅうぶんにTrademark面々もうまいのだが、さらに凌駕する音勢。でも決して突っ張らないソフトなベース。これは聞き物だすわ。スゲー。突発練習見学に来ていたJ氏が呼ばれ、2曲ほどリード参加する。J氏も声量は衰えず。もったいないな、、アルミナム。リチャード氏からもお褒めの言葉を頂いていた。Steveにわたしもテナー参加で召集される。ひぇええ。リチャード氏と歌う。スッゲー!スッゲー!もう阿呆のやうに口あんぐりな果報。身不相応な出来事でありました。真綿のおふとんのやうにブワッと包み込んでくるやうなベエス。あー気持ちよい。アメリカってこんなひとがいっぱいいる国なのか。日本人、食生活変わってタテに伸びたけど、ヨコにも伸びないとまだ米には追いつかないなあ。。最後、本日のお題譜読み曲を歌って締め。ヒー締めるには南極探検隊でしたわ。しゅるる。

アフタアグロウ。新橋の居酒屋にて。リチャードさん持参楽譜を見せてもらったり、持参多重音源!を聴かせてもらったり、いっしょに歌ったり、もう一見さんにしては恵まれすぎな一夜でありました。来年デンバーにてバーバー大会があるので、リチャードさんはホストとなる。来年くるべしと言われた。いやあトーキョーの空から思いを馳せまする。大会の生中継の見方ぎださんに教えてもらおうかな。