開店躁だん

荻窪アルカフェの店主だん@佐々木典子です。◆アルカフェYouTubeチャンネル https://goo.gl/ZPrzvv ◆アルカフェE-mail dan@alcafe.deca.jp◆アルカフェWEB http://alcafe.deca.jp ◆Twitter https://twitter.com/alcafe_ogikubo ◆Facebook 荻窪アルカフェ https://twitter.com/alcafe_ogikubo ◆Facebook 佐々木典子(檀上) https://ww

奥多摩詣で

御岳渓谷

3日は店定休&祝日につき、以前から日帰り旅行をもくろんでおりましたが、心配だった天気もオッケー。前夜に思い立って計画した、奥多摩のお蕎麦屋さんを訪ねることに。中央線と青梅線を乗り継いでやってきたのは、古里(こり)駅から徒歩10分の丹三郎。古民家を改築したとかで、茅葺きの見事な屋根が目印です。開店前11時過ぎに着いたら、びっくりの貼り紙が。「予約につき満席となっております」

がーーんがーんがあん。。。

念のために聞いてみたら予約がないと、1時間待ちくらいになるそうで。ひえぇえ。チェキが甘かった。カラオケ待ちのやうに、名前を書く。これから行かれる方々、ここは予約マストだす。仕方なく駅周辺でコンビニで肉まん買って(J氏はカップ麺)買って食べる。何してるんだらう。。空しい気分に襲われながら、それでも周囲の渓谷美に気を取り直し、再トライ。12時過ぎに行ったらさっそく名前を呼ばれたのでラッキ。ちょうど2人席が空いたやうでした。

せっかくだからとつまみも注文。地ビールの付き出しで出てきたわさび海苔が美味。沢蟹の唐揚げもちょっち痛いけどカリカリしておいちー。そして、日本酒&せいろ。古民家の座敷ムードで酒がすすむ。蕎麦は高円寺信濃を思い出させるやうな、鮮烈さはないものの、非常にバランスの取れた味。奥多摩で食べられる蕎麦としては、まずまずといったところか。それよりこの雰囲気がやはり良いだすねえ。古民家素敵。ちなみに、1時で蕎麦売り切れ仕舞いとなってました。ほんとみなさん早目の時間帯予約ですよ〜

なんだか心地よく和んで店を後にする。酔いざましに御岳山ケーブルカーでも目指そうかと歩き始めるも、4kmの看板を見つけ断念。駅まで戻って今度は2つ戻りの御岳駅へ。御岳渓谷は紅葉まであと一歩といふところだすが、多摩川の清流をかなり近くに感じられて爽快。カヌーやラフティングボートを横目に遊歩道を歩くあるく。遊歩道もハイキングコースとしては非常に舗装が行き届き、全道がコンクリ舗装。靴も汚れないし、散歩気分で歩けます。いやー行楽日和。

ひと駅歩くと眼前には、鐘が鳴るなり寒山寺。蘇州の寺になぞらえて造られた中国風お寺なのだ。鐘はガキ、いやお子様が面白がってツキまくってました。んもー。寒山寺向いにあるのは、東京の地酒「澤之井」で有名な小澤酒造であります。登山帰りのおじさまたちが宴会モード。渓谷美を愛でながら熱燗とおでんでキュッ。いやー歩いた疲れが取れますね。お外なのでちょい寒いけど。お土産に1本買ってから、最寄駅沢井へ。あとは一路青梅へ。

青梅では赤塚不二夫記念館。これは予想より小さく、アニメミュージアムの企画展示とあまり変わらんなあ。。まあでも、原画コーナーで「ウナギイヌの最期」を読めたのでよしとしやう(実にシュールな最期なのだ。これでいいのか?)

レトロ青梅を後にして、あとは中央線で寝て帰り。充実の休日でございました。