開店躁だん

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3/12(日昼)【合唱企画:レッツ・松コー!POPS CHORUS SONGBOOKを歌ってみる会(1)】終了しました

怒涛のたまる共和国が終わった翌日、初開催のレッツ・松コーでした。アルカフェ出版で松永ちづる編曲集「POPS CHORUS SONGBOOK」を2月初旬に出しましたが、全10曲を毎月1曲歌ってみる会を企画し、その初回です。
松先生はいませんので、店主が進行係を務めます。さて、どんな風にやらうかなと、ざっくりとしたイメージは作ってましたが、実際はこんな感じでした。

【セッティング’ガイダンス】

・ソプラノはソファ側、アルトは座敷側に座ってもらいました。対面式。お互いのパートが見えるやうに、声もお互いのパートに聴こえる程度の音量で。
・会の趣旨を説明。楽譜巻末の「歌う会」の紹介をして、けふはあくまでガイダンスなので、もっと深く知りたい方は「歌う会」へご登録ください(笑)
・初来店の方がいらっしゃったので、まず自己紹介をして頂きました。名前と音楽歴を30秒程度で。みなさんタイムキープ優秀!経歴もジャズヴォーカルやウクレレ・プレイヤーなど、アルカフェらしいポップス傾向。
・最初にメロディーパートを全員で歌いました。コードとコーラスフレーズを拾いながらピアノ伴奏(コード書いてもらって、ふんっっっとにえがった!!!!!)をつけました。
この曲を知らない方はさすがにいなかったのですが、全体の構成を理解していただくため。ナチュラル・ヴォイスで歌って頂いたので、ほっとしました(ポップス・コーラスは基本ナチュラル・ヴォイスと思っています)。

【譜読み&アンサンブル】

・楽譜をその場で買って頂いた方もいたので、初見にはなりますが、歌いながら引っかかったところをショルキーで後からフォローアップ。ショルキーはカウンター近くのソファで、みなさんの声がより近く聴こえるやうに。
・メロディーは問題なくても、コーラスパートは16分音符の譜割りで躓きがち。今回の曲はソプラノもアルト音域であることから、コーラスは全員で歌ってもらって理解に近づいてもらいました。
・楽譜が読めてくると、それぞれのリズムで動く傾向が見えてきたので、全員で2,4拍を浮かせたリズムを、空間の真ん中あたりで共有してもらいました。リズムが合うってめっちゃ大事で、
これができると、多少音程やらフレーズやら間違えたって合ってるやうに聴こえてくるのです。なるべく空間に音を馴染ませるやうに。この時初めて音楽が立体的になったのが見えました。音楽って空間芸術かつ音の振動だから
ふんとに立ち上がると目に見えるんだすよ。まじで。
・Cメロ「きょねんよりずっときれいになった」コーラスが若干籠って聴こえたので、一度メロディーを歌ってもらって、さらにコーラスとメロディーをチェンジしてみる。コーラスもメロディーにただ付けているのではなく、メロディーと同じくらいのテンションが
特に字ハモ(同じ歌詞を歌う)ときには必要なので。メロディーを歌ってからコーラスに戻ったら、あら不思議メロディー理解がコーラスに入ったよ。これはJ氏メソッド。1日1回にとどめるけど(笑)
・間奏は苦戦ポイント。松せんせいはソプラノを「ギターソロ」だと言ってたので、思い切ってリズムパートにクチでバスドラムを入れてみました。2、4とフィルインを基調に動くと、みなさんのフレーズもうまく乗っかってもらえました。あは!リズムパートがあるとたのちいね。これは私もやっててとても楽しかったです。BLUE GIANTありがたう!
・メロディパートが慣れてくると、リズムが崩れてきたので、秀幸せんせい直伝の「ポン」入れをラップでしました。「ときーがーゆけーばぽん、おさーないーきみーもぽん」。裏から入るメロディのリズムの感じ方。
・イントロを理解したいといふ声があったので(すーちゃん素晴らしい提案でした)、アルトC⇒ソプラノBの順で入ってもらい、M7thの外枠作り方を経験いただきました。長7の関係は果てしなく遠い。ソプラノのお星さまをアルト土台は支える。
アルトはC⇒Bのオクターブになっちゃいさうだったので、ソプラノ(難しいポジションなのに今回のソプラノいい仕事してました)を持ち上げつつ支える。ソプラノのいい響きを遠くで支える。あ!外枠が見えた!よしよし、それなら、中の3,5の響きを味わっていただきましょう。そしたら2声でもCM7の音がしたじゃありませんか!ちょっと感動(笑)
・なんとか最後まで到達。私がこれまで言ったことは全部忘れてもらって(これは松先生の教え)通しで歌って休憩。

【オープンマイク&最後の通し】

・結構、本編でみっちりやっちゃったから、みなさんお疲れでエントリーしないかしら、、と不安でしたが、ふたを開けたら4組と賑やかになりました。
・くじ引きにしやうかと最初は思ってましたが、バランスもよさそうなので書いて頂いた順番で。
・マイクと譜面台を2本出して、YouTubeをセット。客席のみなさん、自分の出番に備えてか、楽譜ガン見なのがちょい残念。一応オープンマイクもステージなので、客席から応援の念を送りませう(笑)
後半はフォローで小さく歌って頂いたり、エールが伝わってたかな。
・オープンマイクが終わったら、最後にもう一度、全員で歌って大団円。けふの、けふだけの「なごり雪」えがったです。

【おわりに&これから】

・「なごり雪」は3/5の松せんせいライブでコラボさせて頂いたので、一度、松レッスンを受けました。その時におっしゃって頂いたこと、もっともっとたくさんあるのですが、全然時間がなくてお伝えできませんでした。
 といふか、たぶんマンツーになるともっと深い細かい話に発展していくのでしょうが、全体だとニュアンスまでなかなか踏み込めんナーといふのが感想です。わたしも今回、激ひさしぶりにレッスン受けてみて
 マンツーはやっぱ違うナーと思いました。「POPS CHORUS SONGBOOK」を歌う会をこれから開催するにあたり、各曲論を掴むため、松先生のレッスンを受けていこうと思います。その中からお伝えしやすいものをチョイスして
 ここで展開でけたらいいナーと思います。全曲歌ったらどんな景色が見えているのか。私も楽しみです。あと、ひとに伝えるってすっごく勉強になります。これ、自分の修行にもなります(笑)
・次回開催は4月8日(土昼)13時~「三日月」/5月21日(日昼)14時~「イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」です。みなさんのご参加お待ちしています!

↓公式レポはこちら!
昨日、3月12日(日昼)は初の開催!レッツ・松コーでした。10名参加!最初はメロディーをみんなで歌うところからスタート。少しずつ読み進めていって、たまには同じパートを全員で歌ったりパート交換したり。
間奏では店主のなんちゃってバスドラまで(笑)。最後の通しでは音楽が立体的に立ち上がってきました!初回でこれは嬉しい~。オープンマイク・コーナーでは4組参加。それぞれのなごり雪を披露。最後はもう一度全員で歌って大団円。
来月は2曲目「三日月」を歌います♪4月8日(土昼)13時開店ですのでお間違えなく~
【合唱企画:レッツ・松コー!POPS CHORUS SONGBOOKを歌ってみる会(1)】14:30~16:30
【課題曲】なごり雪(女声2部/SA)
【使用楽譜】「POPS CHORUS SONGBOOK」
編曲:松永ちづる(トライトーン)
アルカフェ出版 1,800円(税込)
※楽譜はアルカフェにてご購入ください。当日販売いたしますが、事前にお求めになりたい場合、
通販・一括ご購入など、その他のお問合せについてはこちらをご覧ください
http://alcafe.deca.jp/songbook.htm
【料金】¥500+1drink(¥500)※事前予約制(2/24現在9名様:S4A5)
https://www.facebook.com/events/1216354328979922

きのふのオープンマイク&通し演奏はこちら!
【20230312letsmatsu1】
https://youtu.be/9F0La6nHLnI