【20210223dan2】
https://youtu.be/i7mjz6kNpag?t=881
歌詞は実は1年前にありましたが^^; 先週,おりてきた!といふことで曲をつけました。
アルカフェ・クワイアの追い込みと、新曲仕込みをよく同時並行してたなあと、我ながら呆れます。たはは。
詞は「時計塔」と対になります。先に「時計塔」を書いたのですが、一方で、男性視点の曲も欲しくなり、詞を書きました。
あれですね。歌謡曲でいへば、「五番街のマリー」「ジョニーへの伝言」をふたつ並べたやうなものです。ちょっとおこがましいかな。
学生時代を過ごした男女が卒業とともに別れていく。ノスタルジックなカレッジ・ソングとして
どちらの曲も歌い続けていきたいと思います。しかし男性視点はロマンティック、女性視点はセンチメンタル。
これ、どちらも永遠に分かり合えないものだよナーと、今なら思います。
このひとたちに足りなかったことは、
「分かり合えなくても一緒に居続けること」なのだと思います。分かり合えないままでもだいじょぶ!(なんのこっちゃ)
「春note(ハルノヲト)」春曲:男性視点/「時計塔」秋曲:女性視点。
時計塔のレコーディング音源はこちら⇒https://soundcloud.com/e6xxccbzwnvv/7pmkdhhluwo5
「春note(ハルノヲト)」をけふ録りました。先々、しんぺいさんにレコーディングをお願いしたいと思ってます。
【20210223dan2】
https://youtu.be/i7mjz6kNpag?t=881
春note(ハルノヲト)
作詞作曲:佐々木典子
1.
ふた月ぶりに訪れた
君の部屋には ほんの少し
僕の知らない物が増えてた
楽譜の束やCDと
ピアノは今にも鳴り出しそう
君だけの音 見つけたんだね
季節が変わったことを
認めたくなかった
君に言わせてしまった
ことだけが 心残り
鉢植えの下 鍵を置きます
君が僕に似てると言った
仔犬の陶器は持って行くよ
君がこの街を振り返らないように
2.
窓を開ければ 風の音
耳を掠めて入り込んだ
桜の花びら 床に散らばり
冬の北国 流氷を
見に行ったよね 怖いくらい
耳を澄ませてた 君の横顔
季節が変わったことを
認めたくなかった
君に言わせてしまった
ことだけが 心残り
僕もそろそろ 行こうと思う
床の花びら 敷き詰めたまま
この部屋はいつも特等席
ドアを閉めた時 春ノヲトが聴こえた