2016-10-25 通勤快読 つれづれ 北村薫「遠い唇」- 待望の新刊短編集。ほろりからくすりまで、笑いと優しさに包まれている。今回は「パトラッシュ」の美術館広報が感じる職業観(ナイアガラ案内の比喩)に共感。鬱蒼とした林を抜け眼前に広がる瀑布を見た時の表情。その表情を見たいために、わたしたちは働く。まさに。