２６年間ドラえもんの声を演じ続けた、大山のぶ代さんのエッセイ。映画収録秘話や他４人の仲間の話、故・藤子Ｆ先生との交流など。もちろんドラを通じての、こどもたちとのエピソードやあんな話こんな話。２６年続けることの迫力を感じさせつつも、ドラと同じように、心温まるやさしいフンワリなエッセイでした。
過去ネタで恐縮ですが、わたくし、１９８０年に上映された、初のドラ映画『のび太の恐竜』、２作目『のび太の宇宙開拓史』は、映画館のスクリーンで体験したひとりでございます。特に１作目で使われたエンドロール主題歌「ポケットの中に」（大山のぶ代さんが歌っていたことは今まですっかり忘れてました）は、今でも大好きです（サビしか覚えてないけど。。ポケットの〜なかには〜 ゆーめがひろーがるー♪）。満員の姫路の映画館。隣で観ていた祖母の面影とともに、優しい恐竜のシルエットが鮮やかに浮かびます。昨年にはリニューアル上映もあったようですね＜恐竜。いやはや、懐かしいなあ。
