第四章の末尾に、またもショックな文章が。
“練習が面白くないから、部員たちはサボるのだ”
“消費者運動がこのことを示している。消費者運動が企業に要求しているものこそ、まさにマーケティングである。それは企業に対し、顧客の欲求、現実、価値からスタートせよと要求する。”
“部員たちが練習をサボっていたのは、『消費者運動』だったんだ。彼らは練習をサボる−つまりボイコットすることによって、内容の改善を求めていたのだ。”
ひぃい。なんてオソロシイ。 例えばバンド練習や合唱とか、練習に来ないメンバーや団員がいるのは、消費者運動!? ブッキング枠やショートライブが埋まらないのは、消費者運動!? あわわわわ。
「もしドラ」合唱団の団長とか読んで、合唱団に実践してもらったら 面白そうだなあ。。 なんてことをJ氏に言ったら、意外なレスポンスが。
「合唱団員は顧客ではなく、同志だよ。“音楽”という神様に向けて、全員が同志となって奉仕する」やうなことを言っていた。 となると、合唱団は宗教法人なのかなあ。。
ライブハウスも然り。“音楽”といふ絶対的神様が存在する場所であれば、 そこは店主もアーティストもイーブンな存在=同志になるらしい。そっか!だから偉いライブハウスの店主はアーティストに説教するのか。 なるほど!あわわ。問題発言??
もとい!
“これまでのマーケティングを生かして、部員たちがボイコットせず、思わず参加したくなるような、練習メニューを作ってほしい”
といふ文章が第四章の末尾を締めくくっています。