
〈アイランズ&こまみゆ ver.〉
【20250831komamiyu3】
https://youtu.be/NN3hX353Lvk?t=1876
〈だんこまき2声ver./制作トーク付〉
【20250426komamiyu】
https://youtu.be/AHUlbfCgQPE?t=2883
エンディング・テーマ
作詞 栗原寛
作曲編曲 佐々木典子
出会いと別れは 合わせ鏡のひかり
いつかまた夢で逢おう
季節めぐり 星もうつり…
最後の歌がしずかに流れる
今日という日が思い出に変わって
いつかはきっと別れの日が来るけれど
あなたのうたごえ こころのなかに
出会った日のよろこび
過ごしてきた日日を
深く刻む
胸に熱く、強く
ひかりの中
あざやかによみがえるだろう
この時が
わたしたちの生きていた今日が
「おやすみなさい」あなたをつつんで
明日という日をひそやかに迎える
かさねた手と手 鼓動つたわる瞬間の
あなたのぬくもり こころのなかに
人と人をつなげる
架け橋のさきには
明日(あす)が遥か
続いてゆくずっと
いつの日にか
おだやかに思い出すだろう
この場所を
わたしたちが歌っている今を
発端はずいぶん前に遡りますが、年初のアイランズれん(どうも1/28だったらしい)アフターだったか、
例によって酔っぱらった私が、こまきさんに
「アイランズ用にオリジナルを共作したい」と持ち掛けたことでした。
私としては、うつくちい栗原寛のプロ詞に曲をつけてみたいといふ、よこしまな思いがあったのですが(てへ)、
なんと、こまきさんから
「曲先がいいです」
喪黒どーーーーん!!え、、、さうなんですか?
しまったと思いつつ、言い出しっぺは何とかせねばならないと、脳みそ搾り出して、ついに夢にまで出てくる始末。
夢に出てきたシッポ2作目が、こちらの曲となります。
1作目は、アカペラアレンジらしく、メロディーを振り分ける予定でしたが、
途中で、
「個々のメロだと、メロディー単体の線が弱いナー」
と思い、ボツ。この1作目については別途また書きます。
2作目で、でたでた!太い線!(こちらも夢に出てきた)
ので、急いで1コーラス書き上げ、こまきさんに送りました。
流れはこんな感じです。
1/28 こまき詞を依頼する
2/4 だん曲メロとコード送る
2/19 こまき詞フルで貰う ※1コーラスしか送ってないのにフルできた!!!ひぎい
2/27 アイランズ・アレンジ書き上げて、メンバーに送る
ほぼ、ひと月で!今考えたら、どーなってんのか状態です。この頃の手帳によると、
たま感の審査員やったり、ウィメンズ・ヴォイセスの合同曲で必死にショルキーベースれんしうしてたり、
仕事の企画もわんさかで手帳まっくろけでした。
むーん、忙しいほうが創作に向いてるのか?
アイランズ初演は5/18アカペラ公園でした。屋外イベントでオリジナルをやるのは、前年の「このばしょ」以来でしたが、
今回はどうかな、、
結果、好評を頂けたやうで、自分たちのカラダにフィットしたオリジナルに育ちさうな予感がありました。
その後、8/31のこまみゆアイランズ・ジョイントでは、みゆきくんにギターで入ってもらい、
ポップス色も加わった感じになりました。
作曲観点からいへば、とにかく、分かりやすくコーラス共有がしやすいメロディーを心がけました。
結果、ひとりで歌うにはやや、むむむな感じもあるかも。
こだわったポイントは冒頭verse部分です。
ここはタネを明かせば、トライトーンの隠れた名曲「誓い」のverse雰囲気を意識しています。
ルバート色を出して、かつドラマティックに転調するの?しないの?みたいなスリリングさを醸しつつ、
「しないよ!だって合唱だもん!」的な着地点(笑)
※きょうびの合唱は転調の嵐だすが、クラス合唱的なオーソドックス・スタイルを意識しました。
このverse部分に、私なら絶対詞をつけるのむずいナーと思ってましたが、
栗原せんせいの(作詞家としてはプロなので、さう呼ばせて頂きます)
verse冒頭部
「出会いと別れは 合わせ鏡のひかり」
神業、、、!!!!これはプロちゃんでないと出てこない言葉!
この言葉だけで、一緒にやらせてもらってえがったナーと思いました。
ちなみに、4月の制作トーク(アイランズ初演の前に共作コンビで演奏させて頂いた)で、こまきさんは、「出会いと別れは〇〇」みたいなイメージが、曲から生まれてきたみたいなことを言ってますね。
作詞部分は、あとから、
「え!!!!さういふことだったの!!!?」
といふ驚きが。木曜会の吉田廣子さんがお亡くなりになられてちょうど一年です。
昨年の10月にお亡くなりになられたことを半年間知らずにいました。
ご縁がある方でも、一度途切れてしまえば辿ることができなくなることを痛感。
そのこととは別に、オットの佐々木潤哉が昨年還暦を迎えたときに
こまきさんとあひるさんに、
「もう会えないひとに向けての曲をふたりで作ってほしい」
といったことをお願いしていたらしく、
こまきさんは今回の共作で、その意図を汲み取ったとのこと。
えーーー!聞いてないやう!じだんだ!
とは思ったものの、結果、こんな目論見にあとから参加させてもらったのだと思ふと嬉しさもあり。
廣子さんのことを知らずに半年の日々を過ごしていたことが、後からじだんだ踏みに繋がったこともあり、
田中達也せんせい(あひるさん)にお願いして、合唱曲に編曲してもらおう!!!
といふことになりました。これで大だん円!(てへ)
タイトルは合唱用に改題されますが、来月11/16小田原定期演奏会で
アンコールとして初演されます。
あひるご夫妻も来てくれるさうです。
なんだか、酔っ払いの思いつきが、とんでもない方向に拡がった感もありますが、
アイランズの演奏では、目頭を熱くされる方が必ずいらっしゃったり、
作品をいたく気に入ってくださった方のお声がけもあったり、
不思議なご縁に導かれている思いです(まだその感じは終わっていない)
来月、合唱ではじめて自分の曲が演奏されるのも、いまひとつまだ、ぽかーんとしているのですが
おそらく一生で最初で最後かと思います。
聴いて見届けて頂きたく、来月は小田原で逢いませう。
第48回定期演奏会
日時 令和7年(2025年)
11月16日(日)
開場 13:30
開演 14:00
場所 小田原市三の丸ホール
入場料 1,000円
指揮 栗原 寛
ピアノ 永井 李枝
北村 真紀子
♪混声合唱組曲「美しきためいき」
♪混声合唱とピアノのための「中島みゆき」
♪ミサ・ブレヴィス~平和への祈り~
♪混声合唱とピアノのための「エブリディ・チャイコフスキー」
♪合唱曲「太陽のこどもたち」
http://odawaramokuyokai.web.fc2.com/