開店躁だん

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【時計塔】作詞覚書

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1994年、晩秋の時計塔


先週のイノシシイテオ@東中野ALT SPEAKERで無事初出しでけたので「時計塔」作詞覚書を。
楽譜とMIDIは島林深雪soundcloudに。soundcloud、規約が変わるらしいだすね。

◆島林深雪soundcloud
https://soundcloud.com/miyukisong/

イノシシイテオの春夏秋冬として4曲セットになる予定だすが(「ピクニック」はオプショナル、プラチナ・シングルらしい by たまるさん評)
秋曲にあたる「時計塔」は、春曲「何処かにあるカフェ」を書いた後で、「他に自分の言いたいことは何だらう」と考えたら、サビの詞が出来ました。時計塔はわが母校のシンボル、大隈講堂のことです。

大学での4年間、早稲田大学混声合唱団(早混)に所属していましたが、
気候の良い時期は、大隈講堂前でポーター(携帯キーボードのことをこう言っていた)を弾いて下級生をマンツー指導したり、友達と待ち合わせして日向ぼっこしたり、ノート広げる真面目な学生ではなかったものの、講堂前はいつも憩いの場でした。

写真を発掘しました。団旗を持つ早混同期集合写真。大学4年の晩秋に撮影。もうすぐ来る別れ(卒業)を感じつつも、みんな楽しそうに笑っています。今でも会うひと、会わないひと、楽しい思い出、苦い思い出、多々ありますが、振り返りたい振り返りたくない、青春とは(わー)常にアンビバレントなものかもしれません。

ホームカミングデーとは、調べたところ、一般的に大学同窓会として使われている用語みたいですね。早稲田では、卒業年次から10年ごとに開催される合同同窓会をそう呼びます。行ったことないけど、大隈講堂の隣にある庭園を開放したり、大隈講堂でセレモニー、カフェテリアでパーティーをやったりするさうです(てきとーに妄想)。

何だかんだ、めんどくさくて行かないけど、行った同期や先輩後輩によれば、とても高揚する催しのやうで、ふうむ。。といふ感情を盛り込んでみました。めんどくさいですね。

季節風が吹くと街に人が戻る」夏休みの間は、早稲田の街全体がとても静かになるのです。初秋からスタート。

薄暮に瞬くイルミネーション」時計の部分がライトアップされ、派手さはないものの、晩秋の夕暮時、まさに「夜と昼の間」が一番綺麗に見えます。

美しい思い出も、さうでない思い出も、そのまま冷凍保存でければいいですね。
さらに年齢が上回れば、もっと大人の余裕としての感傷を持つことができるのかもしれませんが、まだ、過去と言い切るには心が成長していないのでしょう。そんな“途上”の気持ちを込めて書きました。

情感溢れる、美しいメロディーをつけてくれた島林深雪工房に感謝いたします。


時計塔
作詞:佐々木典子 作曲:島林深雪

(1)
季節風(きせつふう)が吹くと
街に人が戻るの
煉瓦造りの時計塔
ノート広げて待ち合わせ

この街を出る時は
あなたを卒業する時だった

同窓会には行かないわ
今のあなたに
会いたくないから だから
元気でいてね
あの頃のあなた

(2)
運命の人って
斜め前や 後ろね
私が速く歩いたら
ゆっくり歩く人だった

時計塔 見上げれば
薄暮(はくぼ)に瞬くイルミネーション

同窓会には行かないわ
過去の私に
会いたくないから だから
元気でいるわ
これからの私

(*)
十年に一度の
ホームカミングデー
時計塔が見下ろす
緑のガーデン
紳士淑女が微笑み歩く

同窓会には行かないわ
決してふたりに
会えはしないから だから
元気でどうか
そのままで ふたり