最近、コチラは宣伝に偏ってるのでちょっこし反省。たまにはまとまったことも書かねば。
5月は自分の出るライブが2本、観に行ったライブが2本。自分のところは個別に書いてるので割愛。観に行ったところは、どちらもコーラス。
・Breeze@東京倶楽部本郷店
3セットだが、回を追うごとにひとが少なくなる不思議設定。3ステはなんと自分入れてお客様2名といふ状況になりびびったが、心を込めて演奏してくださった。集音マイクを持ち込まれていたのと、店が割りとこじんまりしていたこともあり、生音を近くで体験できた感じ。ロングトーンのうねりやゆらぎを体感。アカペラって楽器がバックにないから、グルーヴを内在していないと長時間聴けないシロモノなんだすねえ。(この日はコーラス4+wbなので、ほぼアカペラ的な聴き方に耳がシフト)
・Real Group@ビルボード東京
ほぼ即日完売に近いのは、さすが老舗の世界有数グループ。当日の客層は予想より若く、学生さんが新たにファンになるといふ、ある種の世代交代的印象も。東京公演のみだから行きたくても無理なファンが多数いるだらうけど。
topメンバーが産休につき急遽入ったヘルパアの性能にびっくり。どうも真偽は定かでないが、スウィングルシンガーズの元メンバーではないかといふ情報も。それなら納得(笑)
初代top時代のジャズ&クラシック風味は、メンバー交代とともに、グルーヴ感溢れるポップ・サウンドに変貌しているが、お国北欧民族調コーラスは、アカペラでも合唱でもない独特の魅力を出していて(音が過剰にファットにいならず横ラインを基調としたピーンと張った厚み)あの芸風が一番良かったなどといふ意見も聞いた。
ループを駆使しての多重ライブもグルーヴ感の共有あってこそ、プロ芸をふんだんに発揮。フォーメーションを工夫したエンターテイメント性溢れるアカペラ・ショーだった(なぜか今やってる合唱ドラマを思い出した笑)
贅沢な耳学問でございました。なむ