今週は配達がお休みなので（最近お休みが目立つ。広告危機なのか？）、たまには息抜きとこないだ勢いで買ったビデオ（！）鑑賞。そう、ビデオたたき売り。１個１００円。２０００年上映の「ブレアウィッチ・プロジェクト」「ブレアウィッチの呪い」をまとめて。いや。一度観たことあるんだすが、つい懐かしくて。超低予算な映画なのにバカヒットしたんだすよねえ。うちの父まで映画館に行ったとか（うちの父西光寺住職はオカルト好き^^;）。
さて、ブレアウィッチ。内容をどうこういふ前に、ビデオといふメディア形態にまず感動してしまった。だって、早送り巻き戻しがアナログっぽい。横に白いラインがびしびし入って、ああこんな感じ！懐かし！トラックもないし。いやあ、無くなっていくメディアなんだすね。切ない。
映画専攻の学生３人が森で行方不明になっておはりといふ、それだけの映画なんだすが、自分たちの撮影視点で、これ劇場だと気持ち悪くなる人いただらうなといふ、画像の揺れ具合とカット多い編集。その素人くささが妙に新鮮なのだ。SFXもCGも一切なし。どちらかといふと、これはスリラーの系統だすな。心理戦だすから。リスペクトされる類ではないかもしれないけど、妙に引っかかる佳品。オプション作品「ブレアウィッチの呪い」は悪ノリなドキュメント構成。すきものねえ。
