開店躁だん

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【ライブレポ】10/11(月祝)アイランズ昼ワンマンライブ

10/11(月祝)アイランズ昼ワンマンライブ@アルカフェ
☆ゲスト:柴田晶子(口笛奏者)&宮本由利子(オルガニート

アイランズHP
柴田晶子HP

1st:アイランズ

東京ラプソディー
ゴンドラの唄
ありがとう(ジングルバージョン)
アラビアの歌
白い船のいる港(w/Uke)
小さな喫茶店(with 柴田晶子)

2nd:ゲストステージ/柴田晶子(口笛)・宮本由利子(オルガニート

3rd:アイランズ

荻窪にあるカフェ(ジングル)
横顔
Hawaiian Wedding Song(ハワイの結婚の歌)(w/Uke)
花〜すべての人の心に花を〜
青春の影
しずく
帰ってきたヨッパライ
ひょっこりひょうたん島

たくさんのご来店に感謝いたします! 今回の衣装はハロウィン・カラー。 お店からもスイーツおまけは、ハロウィン・チョコレートでした。


今後の予定は↓

★10/30(土)立川まちおん「秋の楽市」
【日時】10月30日(土)時間・詳細未定
【会場】立川・昭和記念公園特設ステージ

★12月4日(土)福島県いわき市・中村病院でのコンサート

それと、柴田晶子さんですが、 11/14(日)昼の荻窪音楽祭にトップバッター出演予定です。今度はピアノとのご共演です。 こちらも合わせてよろしくお願いいたします!
★11/14(日)【第22回荻窪音楽祭自主企画〜カフェで楽しむクラシック〜】

さて、アレンジ仕事の舞台裏をここではちょっこし紹介したいと思います。 12/4の中村病院出演が決まったのは、7/10のうたたねさんとのジョイントの日。 お越し頂いていた病院スタッフさんからその日の帰りしなに、正式依頼を頂くといふスピード決定でした。

病院コンサートは別バンドにて何回かお邪魔していたものの アイランズとして出向くのは初めての経験。レパートリーはかなりそちら方向に注力した方がいいなといふわけで 夏休みのしくだいとして1週に1曲ノルマを自らに課し猛暑の最中、ひいひい言いながらアレンジを仕上げました。
といふのは半分うそで、8月は店もお盆につき閑散期となるので 結構スケジュールに余裕はありましたね(笑

1stは全曲この時に仕上げた新曲ですが、2曲(サイズ的には1.5曲)出していないものがあります。 演奏時間枠に収まらなかったといふのと、時節曲でもあるので、敢えて入れなくてもいいかといふ内情でして、自分的には、全員のリードを採り入れるといふのを 今回の古ネタのテーマにしてましたので、みなさんもしかしてお気づきかもしれませんが、1stにはつむりんのリードがありません。今回外された曲が実は彼のリードが光るのであります。ちょっこし残念。 冬が終わる前なら披露できるかもしれません。来年の予定をお待ちください(_ _)

では、ちょい個別に。

東京ラプソディー: これはピアノ伴奏付合唱曲が原案です。猪間道明さんといふ 気鋭の若手編曲者。こまきせんせいが初めて正指揮者として 小田原木曜会を指揮された時のアンコール曲です。 選曲のつぼはまりに、さすが300歳のひとは違うなあと感心させられたわけですが、今回はこの合唱曲をアカペラ譜にリアレンジしました。 間奏部とラストはオリジナルに合わせて書き換えましたが、後はほとんどいじっておりません。

◆ゴンドラの唄: アイランズのtop、マヤコ嬢は常々「美メロ歌手」と思っております。 彼女のメインバンドであり、彼女との出逢いのきっかけとなったgreen tempoを初めて聴いたとき、「mellow&抒情=めろじょじょ〜」と思いましたが、 そんな彼女の持ち味を活かせたらと思い、この曲をアレンジしました。 アレンジ元は遊佐未森の「檸檬」といふCD。 ゴンドラ以外にも、続く「アラビアの唄」「小さな喫茶店」もこのCDに着想を得ています。 エリック・サティジムノペディを彷彿させるコード進行が冒頭にありますが、この進行も「檸檬」から頂きました。 このCDは実に心地よいのでオススメです。

◆ありがとう(ジングルバージョン): 演奏2日前に書き上げて、演奏当日に譜読み⇒本番といふ無茶ぶり(笑)。今年日本を席巻した「ゲゲゲの女房」主題歌。歌っているのは、いきものがかり。DVD2巻はもうすぐ発売。待ち遠しいです。続きを書く予定は、今のところありません(笑)

◆アラビアの歌: 合唱界の貴公子、こまき氏には本当は別の曲を想定していたのですが、時間的&アイデア的都合により断念。煮詰まった時に耳に入ったのが この曲。イイかも!アレンジは、アカペラファンならばれてしまう トライトーン「赤鼻のトナカイ」の一部パクリです。あわわ。ですが、練習過程で演歌歌唱をフューチャーすることに。 結局、アラビアの氷川きよしになりました(笑) 一芸持つひとってすごいです。

白い船のいる港(w/Uke): J氏のクラシカルな歌い口を活かすには、昔の流行歌はまさに宝庫です。いくらでもあるなあと思いつつ、アレンジ元は実は日本人でなく、ドイツ人の歌唱です。大戦間のドイツ大衆音楽を再現したマックス・ラーベです。ちょっと面白い記事があるので紹介します。 ご興味沸いた方はこちらを。ちなみに、「白い船の〜」はこの人のボーナスCDに入ってましたが、 他に「夜来香」「野球小僧」なども歌ってます。絶品です!

遊佐未森もマックス・ラーベも昔J氏に紹介してもらったものです。 をたくさまの引出しには、ドラえもんに負けないくらいアイデアのタネが詰まっているやうです)

◆小さな喫茶店(with 柴田晶子): なんとなくライトなグルーヴ感が特色のアイランズ。 わたしもライトな歌唱にチャレンジしやうかと思い選びました。 アコーディオン演奏が有名な曲ですが、歌ではシャンソン歌手なんかもカバーしているやうです。わたしのイメエジは、「ゲゲゲの女房」に出てくる小さな喫茶店「再会」(笑) 口笛フューチャーは予想以上に効果大だったようですね。柴田さんからも大変嬉しいご感想を頂きました。 もう1つくらい口笛フューチャー曲を書いてみたいなと思い始めています。

荻窪にあるカフェ(ジングル): 弊店出演されたこともあるアーティスト、タジユキヒロさんのオリジナルよりサビ部分を借用いたしました。 “アルカフェ”というワードは結構歌に乗りやすいらしく、 タジさん以外にもたくさんの方にアルカフェ・ソングを歌って頂いてます。 有難いことです。

◆横顔: 大貫妙子の佳曲。前バンド「ペンギンフィッシュ」からの引き継ぎ曲ですが、エヴァーグリーン的な良さを感じます。アイランズ結成当初から歌い続けている曲です。 アレンジ元は大貫妙子ご本人のアコースティックアレンジCD。

◆Hawaiian Wedding Song(ハワイの結婚の歌)(w/Uke): この曲は今回たくさんの方からご好評を頂きました。ライブ日がちょうどつむりんの結婚1周年という不思議なめぐり合わせ。 つむりんの結婚をお祝いするために書いた曲ですが、いろんなシーンで歌わせてもらってます。 今回は奥様とお義母さまに聴いて頂きました。 ご結婚1周年おめでたうございます。

今回非だんアレンジは下記2曲。

◆花〜すべての人の心に花を〜: J氏の盟友、中村高生氏編曲。アカペラ本舗にだんアレンジを採用して頂いたときに、ギャラ代わりにねだった作品です。

青春の影: トライトーン松永ちづる氏編曲。J氏所属つくつくぼーしが委嘱した非売譜です。

◆しずく: 弊店開店当初から引き続きご出演頂いている、 うたたね de Paris(うたたねどぱりと読みます)のリーダー、ミヤビん氏よりご提供頂きました。 たった2フレーズの中から、生への讃歌とも言うべき、大いなる手に包まれる感を感じます。

◆帰ってきたヨッパライ: これは今年度アレンジ奨励賞をあげたい(笑)異色アレンジ。 捨身芸もまた身を助く? 実際には助けられてばかりのヨッパライ人生ですが(くくく)

ひょっこりひょうたん島アイランズに向けて初めて書いた作品。 メンバー紹介を忘れずにできるといふ利点も。苦しいこともあるだろさ/悲しいこともあるだろさ/ だけど僕らはくじけない/泣くのはいやだ笑っちゃおう/進め。 人生信条をこのフレーズに感じます(笑)

そんなわけで、次は久方ぶりの立川詣でです。 初のオープンエア!どんなことになりますやら。お天気がよさそうなら遊びに来てください〜。