開店躁だん

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奥秩父蕎麦の旅

さて、記憶が薄れないうちに記す。11日〜12日はお盆休暇につき、奥秩父蕎麦の旅1泊旅行でした。アシは西武線特急レッドアロー号。J氏は午前出社だったので、15時半の列車を予約。出がけはいい天気。なんとか今回はお天気もってくれるかしら。どうもアルカフェがらみでない旅行は天気にタタられる傾向で(その代わりアルカフェの天気運はすこぶる良いです)。列車が動き出したところで、お約束ビールで乾杯。つまみと共にのんびり向かっていたら、飯能でいきなり暗礁に乗り上げる。

電車止まる。飯能止まり??どうもこの先が大雨らしく、電車がストップしているらしい。ひえぇえええ。昨年のバス旅行は渋滞でどえらい目にあったから、電車にしたのに〜。あわあわわ。特急券を払い戻して駅アナを少しチェキしてから、ひとまず改札の外へ。階段降りたらQBハウスがあったので、とりあえず髪でも切るかと入る。この辺の行動はO型夫婦らしいおおらかさ。自分の前のお客さんも電車が止まったので切りに来たとか。たはは。

あたますっきりしてから改札近くのミスドで当分補充。と、安全点検の段階に入ったとアナウンス。しばらくして運転再開(各停)。1時間ちょいといったところだったか。ほいきたと飛び乗る。各停はのんびりしたものだったが、ローカル線の旅もこれまた車窓が楽し。時間つぶしにと持ってきた小田原木曜会の楽譜を開いてレコ勉。J氏は船をこぐ。宿にも連絡できたし、ひと安心。

19時、最寄り駅到着。宿に連絡して迎えに来てもらう。チェックインしたらすぐご飯。部屋出しの予定が、1時間遅れたため、別の個室手配だとか。全然オッケーすよ。部屋で待っていたら呼び出しがかかる。別の個室とっても2間隣で近かった。ちなみに、泊まり予定の部屋は8畳の格安プランのはずが数えてみたら10畳あった。食事部屋が8畳。なんか得した気分。食事は蕎麦が看板のやうだが、実のところ蕎麦が一番印象薄いと思われるかのやうな、豪華充実の内容だった。鯉のお作り、鮎の塩焼き、鱒の押し寿司、しし鍋、まいたけの天ぷらに炊き込みご飯、などなど。腹いっぱい。酒飲むのもほどほどに詰め込む。炊き込みご飯は食べる前から、残ったらおむすびにしますよと仲居さんに言われる。ほんとに握ってもらった。わあい。自分から言いにくいところ、有難いだすね。続いて入った内風呂は湯もほどよく温かく、窓が網戸になっているので、露天感覚でゆったり浸かれる。ここも貸切状態だった。スゲー

食休みしてから風呂へ。内風呂と露天が1つずづ。まずは露天へ。わー貸切状態。いや泊まり客はいるのだすが、なにせ全室12といふサイズ。かち合わないやうにできているのだ。裏山が見える野趣たっぷりの木の風呂。湯はなめらか透明、ちょっとぬるめだすが、リラックスできる。なにせ混んでないのは、いい!この時期に。裏山からセミが迷い込んできたり、カナブンが部屋にいたりと、ともかく都会では味わえないスリリングもまた一興。

創業江戸末期だそうで、建物も宿も隠れ宿みたいな趣。山の一軒家。食って風呂入って湯あがりに一杯やって早々と就寝。このなんにもないのが、またいい。朝ー。たっぷりな和食をまた詰め込み。一風呂浴びてチェックアウト。あーリフレッシュ。また駅まで送ってもらい、次なる目的地は隣の駅だったりする。駅前の蕎麦道場。蕎麦も打てるそうだが、蕎麦打ちは大変なので、食すのみ。折悪し雨が強くなってきたので、蕎麦畑の鑑賞はあきらめて、食い終わる早々に駅に戻る。結局また雨かいな。とほー。秩父仲見世を冷やかすゆとりもなく、きのふの記憶が新しいので、電車止まる前に帰るべと、発車寸前の特急に飛び乗る。車販がないので、ビール飲めない。しゅん。

帰りの特急は飯能も無事通過。池袋には昼過ぎに到着。天気がよければ15時くらいに向こうを立つよていだったんだけどなあ。ちぇ。旅のフィナーレを考えつつ、結局阿佐ヶ谷商店街の沖縄倉庫に。オリオンビール飲みながら旅の〆。雨に追われる旅だったので、みやげはありません。あしからず(特急飛び乗ってから、あ!と気づく始末)

たびのおやど
そばのうまい宿 奥秩父荒川 柳屋旅館
とても満足度が高いので、この旅館さんのために敢えて言いますが、われわれ夫婦は東京のんまい蕎麦を食い過ぎて、常人の感覚と違うところがあります。感覚が尖がり過ぎててヘンです。柳屋さんの蕎麦はきちんと仕立てた上等上品な味であります。普通に食べてんまい蕎麦です。ご安心くださいませ。