開店前にジャズコーラスのハウスバンドを!と旗を掲げてスタートしてから2年半。昨12月の2周年ライブ以降、店からの依頼出演は厳しいだらうなあと思っていたところ、自発的にワンマン開催希望が上がり、今回の運びとなった。最後までハプニングがありつつも、良きライブでした。各位お疲れさまでした!
カウンター裏で聴きながら、embraceそのものといふよりは、その後の展開によるピアニストのユニット、メンバー・ソロや、所属メインバンドの出演シーンが脳裏をよぎる。ハウスバンドといふ、今考えたら無茶ぶり入った企画でありながら、それでもそのことによりいろんなご縁が花開いたことは、良かったのだと思う。ハウス、といふよりは、はたご(旅籠)なんだらうなあ、ここは。迎えて送り出す、そんな仕事なのだと改めてしみじみ思う。女将として今後も修行の日々なのだ。みなさん、いらっしゃいませ、そして、いってらっしゃいませ。