やうやくDVDを借りることができたので、観ました。 いやー。みなさん十人中十人が良いといふのが よく分かりました。本木さんも山崎さんも余さんも吉行さんもナイス・キャスティング。 広末さんはあまり分からないところもありましたが、全体の中ではバランスがとれているんだらうなあと思いました。最後近くのシーン某俳優さんのセリフに「納棺夫日記」の精神が集約されているやうにも思いました。 映像シーンもこんな見せ方があるのかあと思ふくらいに見事で、久石さんの音楽も言わずもがなの効果大。くすぐり笑いも奥ゆかしく、日本人の (特に間合いの取り方に光る)ヒューマーが評価されたところも少なくないのではないかと思います。泣けるところはもう、だだ洩れ泣き。
「おくりびと」素晴らしい映画だす。 未体験の方、ぜひに。なんとなく、散り逝く春に合っている映画だと思います。