店のため、小田原からとんぼ帰り。母と店で待ち合わせしていたので、お互いに渡すものなど。わたしの方は父の日のプレゼントを、母からは和菓子を(いつもありがたう)。遠方の家族といふのは、なかなかに手が届かず、いたしかゆしなものであるが、親といふものは一生親なんだなあと思う。よくも悪くも。いい加減、自分の人生を楽しみなよ〜と言いたいところだが、そんなわけにも気持ちの上では切り替えられるものでないのだろう。おそらくわたしには一生分からない気持ちであるが、少なくとも、親は無尽蔵でないことを分かった上で、ほどよいバランス付き合いをしたいものだと思う。
自分自身の幸せな環境を思いながら、なぜか悲しくてやりきれない気分になったりしたのだが、それでもゴキゲンなブルーグラス&カントリー演奏を聴いていると、仕事に救われる(仕事ちうのも、語弊がありますけどね)。やっぱり音楽の力は偉大なり。オペラ観劇帰りの母に言うのもなんだが、こういう演奏を聴いて元気を出してもらえたらなあと思った。