昼下がり。あちい。日本女子大までてくてく歩く（もちろん目白から）。この辺は学習院もあって、緑豊かな町並みだすね。会場は由緒正しい記念講堂。６００人収容なんですって。ふわあ。風格ある建物だすね。
オープンに間に合いましたら、いきなり早混の後輩に遭遇。mixiコーラス隊の方やスコラカントールムの団員まで、なんだか自分の音楽史のやうだすぞ（笑）。沢井事務所代表まみーごさんの司会進行下、開演。第１部前半のお目当てはノミ心リーダア飯塚英さんのヴィオラ・ダ・ガンバ。うわー南極探検。こんなアクロバティックなこと、よくやる時間あったなあ。あのお生活で。拍手。第一部４番手の出演は「リコーダー好き主婦デュオ」。なんとお着物でご登場。優雅。ふうん。奥様のご趣味だすか。と思って細目で（なめとんなあ）聴き始めたら、即刻ぶっとぶ。
どこがご趣味だすかーーーーー！！ふがっ。んますぎます。リコーダア。お題テレマン。古楽独特の装飾もかっこよく、いやあ本日のぶっちぎりMVPは決まり、荻窪音楽祭を２日開催にしようと決めたのもこの瞬間でありました。ミーハアだなあ。われながら（苦笑）。
第１部トリの「スプレッツァトゥーラ」には、旧知のアカペラ・グループ「インディゴブルー」のちゃありぃが所属する混声アンサンブルだ。ちゃありぃの奥様、松岡由美子さんに似ているなあと思い、勝手にほくそえむ（ニヤリ）。このグループ。全員のユニゾンが非常に綺麗。オクターブと５度が合うといふのは、古楽的に快楽のツボだすなあ。うとり。清潔感もあり、アカペラだけで充分音楽的な充実度を感じる。うん。素晴らしいだすな。ちゃありぃ奥様（アルト）の広い音域にも恐れ入る。女性デュオとしても精度が高いなあ。うらやまし。第１部終了後、この２グループをさっそくナンパして連絡の目処をつける。リコーダー奥様はご主人がリコーダーの超有名なプロ奏者らしく、帰宅後音楽業界人から「音楽関係者が知らないのはハジ」とのたまわれました。あわわ。相方奏者さんも音楽業界の方らしく「う〜ん。いけずぅ〜」といふ感じ（←なにがだ）。どうかご都合つきますやうに。なむ。なむ。
第２部しょっぱなは日本女子大マンドリンクラブ。隣で税理士せんせいが鼻をのばしていた。初々しい演奏でしたなあ。心あらはれる。第２部トリの若手混声アンサンブルは、topが調子悪いという割には全体のまとまりが良く、ルネサンス・アンサンブルとしては実に好感度が高く、後から声をかけさせて頂いたところ、こちらはなんと即答で荻窪音楽祭出演が決まった。若いってスピード性も関係あるんでしょうか。即断即決に感謝しつつ、迅速な手配をこちらもせねば。ふんぬ。
第３部。ゴシック・ハープ。これはもう壇上に上がった瞬間から欲しいと、もう欲目ジジィになって即ナンパ。無節操とはこのことだすね。後半のお知り合い演奏は英さんの「半熟たまご」と前回音楽祭出演グループ「リドしおん」。半熟さんは初めて聴きましたが、トラヴェルソなる楽器を耳にしたのも初めてのことで、リコーダーを横にしたものかと思っていたら、帰宅後元古楽マニア氏の解説を聞いたら、尺八を横にしたものだといふ理解に到達した（といふか、なんでトラヴェルソなる楽器がウチにあるのだらう。なそ）。大変なことなんだなあ。古楽演奏って。リドしおんさん。声量が一番ありました。音量差が歴然。さすがタントメンバー所属。お知り合いアンサンブルではまみーごさん所属女声「voceぱらいぞ」さんも。こちらは以前よりご出演内定。よろしくお願いします。
そんなわけで、次回荻窪音楽祭は１１月１７日（土）、１８日（日）の２日間、昼夜計４公演です。延べ１００名の動員を目指します。んがーーーっ燃えてきた。下半期早々の目標が決まり、頭めらめらのうみそふつふつ。妄想燃えたぎり、発奮したのだった。野球まんが熱が残ってるなあ。やるぞ根性。熱血。まあどちらかといふと自分のノリはやや「アストロ球団」（＝荒唐無稽）なほうかな。。行きは遠いと感じた目白からの徒歩距離も、帰りはスキップするやうに飛んで帰る。
それにししても、目白バ・ロック音楽祭。バック協賛もハンバじゃなく、荻窪音楽祭を思い返して、ややしょんぼり。カネが動くとこれだけ内容も充実するのかなあ。。んにゃ。手弁当イベントも負けないぞう。ふがっ。やるのじゃ。燃え尽きるんだべえ。
