開店躁だん

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DiVa「はるのゆめ」ライブ@。南青山MANDALA

銀座線外苑前下車。おハイソな街だすね。南青山MANDALAは一度くらい行ったことがあると思っていたのだが、こんなゴオジャスなところでしたっけ。ブルーノートを小さくしたみたいなところでした。もうちょっとアングラなイメエジだったのだすが。さすが青山。さて。5年ぶりの復活ライブとなるDiVa。といっても過去にCD1枚しか聴いたことがなく、初ライブ。先月、ヴォーカル・ソロを聴いて、ますます期待は高まっていたのだが、さすが整理番号2番。かぶりつき席をゲット。1時間の待ち時間でかぱかぱ呑んで、気合も入る。しかし、4月1日に同場所でライブ。満員御礼につき追加公演が2日後。伝説のユニットふたたび。なのですね。

”日本で唯一の現代詩をうたうバンド”として、谷川俊太郎の詩に曲をつけて紡ぎ出されるメロディー。商業ベースでの成功には近くないのかもしれないが、確実にコア・ファンはいるはず。そんなDiVaだが、CDを聴いたときのおぼろげな好印象は、生のライブでぶっとんだ。

言葉の力がもう、ただごとではない。そして、それを増幅・挑発するかのような曲に、アメノウズメの姿が重なるディーヴァ。ただただ言葉と音に流されていくばかり。すげえ。ワールド的には矢野顕子に通じるものがあり、合唱人やクラシック人口には受けるだろうなあ。。あ、といふことは、クラシックがいわゆる商業ベースでないから、ということか。売れるとは難儀なことである。んーむ。

途中、谷川俊太郎(友情出演)の朗読をはさんだり、中休みを入れて3時間。たっぷり堪能したのだが、個人的にはラストの曲が自分の今の境遇と重ね合わせたらつぼはまりで、少し泣けた。

それにしても、オリジナルといふのがここまでくれば、本当にすごいなあ。。