開店躁だん

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クラスタ出勤→Tanto Gutsライブ@中野Dragon Cafe

初出演!Tanto Guts

日中はおこもりでhp草稿を作り、夕刻から出かける。雨もやんでよかった。ほ。クラスタ出勤も残すところあと3回だが、今週は2回目の出勤。この日は志賀由美子さん(ギター)、潮先保彦さん(ピアノ)、ギターとピアノのデュオで初出演である。ギターの志賀さんはクラスタ・レギュラーのLele de Bossa ボサノバ・ジャズライブで伴奏ギターを弾いていられる方だ。この日は当初アコーディオン・ジャズの方とのデュオ予定だったが、諸事情によりアコーディオンの方が来られなくなり、ピアニストとの競演となった。志賀さんは女性らしい細やかかつ繊細な弾き方をされる。多分、伴奏の腕前もかなりのセンスと予想される。雨音がつたうようなギターの調べ。「追憶」という言葉がふさわしいと思われる9月ゆかりの曲もあった。季節の曲がギターにはとっても似合いますね。ピアニストの潮先さんは、熟練な奏者で、間奏ソロ弾きもなかなかのもの。初クラスタとは思えない余裕の演奏だった。ジャズ曲でも有名チューンと隠れた名曲が入り混じり、盛り上がりといふ感じではないが、まさに大人のバーといった雰囲気。エノケン曲も演奏され、これはとてもいい感じだった。

この日は割とビールが刷けたが、サーバーとの相性が悪い。しゅるる。来週提出予定の製氷機サイズを確認、厨房、カウンターを写真におさめ、来週のアシュランスとの打ち合わせに備える。お客さんが読売新聞日曜版を持ってきてくださり、中目黒・楽屋が特集された6月25日付記事を読ませていただいた。「夢塾」という開業・開店支援記事らしく、表題はまさに「ライブハウス作りたい」。ブルーノート東京のチーフエンジニアだった、店長増茂さんのインタビュー、ライグハウス開店ポイントなど、興味深い内容だ。あの楽屋も昔は週末のみのライブで閑古鳥だったとは。今年で10周年を迎える楽屋。粘りは大事。

さて。この日はライブはしごにつき、2ndステージ終了後、早上がりで中央特快に飛び乗る。同日に中野Dragon CafeにてTanto Gutsが初ライブなのだ。当初あきらめていたものの、演奏開始が22時半なので、急遽はしごすることにしたのだ。中野駅より徒歩8分。まっすぐひたすら歩けば辿り着く、大通り沿いに店はあった。前情報として、客席20のこじんまりとした店と聞いていたが、入店してびっくり。立ち見はいないまでも、ほぼ満席状態。「奥へどうぞ」とステージ前までいくものの椅子ありません。急遽スタッフが簡易丸椅子を出してくれたが、カウンター8、テーブル12は満席。演奏者含めると25名はいる状況。さすがの金曜日。どうも演奏がお目当てのお客さん半分、飲みに来てそのまま演奏を聴いていくお客さん半分。つまり、音が出る前はかなり喧騒な居酒屋状態。だだいじょぶですか?タントガッツ。ステージ前席にご近所姉妹、すうじぃとのなぴがいたので、席にまぜてもらう。演奏がスタート。ちょうどスピーカー真横席なので、かなり出音がでかい。確認のため、入口近くまで移動して聴いてみたら、後ろのほうで聴いてちょうどいい音量。バランスは大丈夫だが、いかにも出し合わせな印象。大変だ。後から聞いてみたら、やはり返しがないため、全く自分の出音が分からなかったとか。それでも迷わずいけるのはさすがの年季である。これペンギンだと即生声にシフトチェンジだろうなあ。テポドン誠氏を何発も出さなきゃ。。真司さん曰く「この環境に負けて出なくなるミュージシャン多し」とのこと。早くも次ステージが9月29日(金)に決まったタントの勝ち〜。決してやりやすい状況ではなかったが、演奏もmcも手なりで安定を感じる。しかし、1曲終わるたびに「よっ!」の合いの手は。。演奏ではなく、あくまで飲食がメインのようだ。ご近所のカンロ(株)のみなさんから試供品など大量にいただく(これって持ち込み?)。テーブルに堂々と広げ、茎わかめなど食べるが、おそらく常連さんなのだらう。店も知ったる顔である。新商品サンプルまでいただく。すっぱんまかっただす。料理はスペアリブ、ハンバーグなどの肉系が充実。やはり肉って重要だすね。。草稿のフードメニューを中野姉妹に見せて意見をいただく。まだ12月までは改良余地ありだから、肉料理の開発だ。こればかりはガス使わんとな。。

気がつけば、タントさんと関係者しかいない模様。演奏が終わると(終わる前でも)お客さんは帰って行く。でも、マナーが本当に悪い(店にとって迷惑な)お客さんはいないので、やや強面マスターがその辺しっかり締めているのかもしれない。なんせハーレー乗って店に通うマスターですから。ご夫婦でやっているお店でした。プラス、バイトくん1人。ゲロコミじゃなければお話聞きたかったなあ。