開店躁だん

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クラスタ恒例、釜谷デー

この日は常連アイドル、いてこさんのバースデイもあり、みなさん既にお集まり。「怪傑ズバット」も上映ちう。ズバットがひと段落したら、本日のメインホストである釜谷さんの津軽三味線演奏。1曲三味線で弾かれた後、歌で2曲参加させて頂いた。お題は「とらじょさま」「ドンパン節」。CDを頂いていたので、そこから自分でもできそうな曲をセレクトしたのだった。まさに一発合わせ状態だったが、前回と異なり、事前予習ができたので、それなりの体裁を保ったのではないかと思う。初民謡だが、個人的には非常に楽しませて頂いた。kamayaさんの力強く燐とした三味線がタテに響けば、こちらもフレーズを回してヨコに引っ張る。セッションの楽しさだ。パーカッションが入ったり、囃子を入れてくれたり、ギャラリーもさすが。そしてもうひとつの余禄。クラスタは生声が気持ち良く響く。音が周るのだ。歌えば音の流れがぐるんと周るのが分る。へぇえ。これは初めて知ったことだ。ペンギンで11月にライブをやらせて頂く予定だが(マスター、ライブスケジュール掲載ありがたうございます)、完全アンプラグドを提案するつもりでいる。今までの他の方の演奏から考えても、やはりクラスタではヴォーカルはソロもしくはツインがマイク持ちでちょうど良いのだろう。拙店も同じような状況になることは予想されるので、良い示唆となった。

いてこさんのバースデイ。ケーキに続き、マスターや常連さんからのプレゼントも。いきなりkamayaさんの三味線に合わせてピアノを弾くはめに。事前打ち合わせができずその場で三味線キーに。せめてメロとバック担当だけでも聞いておけばよかった。。歌が始まってコードを弾くと、あれ?メロは?よく考えたらお客さんが歌えばそこがメロになるはずだが、慌ててメロも弾くと三味線が聴こえず、あわわわ。勢いとお客さんのノリに救われたが、うーん余芸ピアノはもう少し余裕かませるやうにならんといかんなあ。。反省。その後、リコーダーを用意してきたお客さん(もちろん演奏者である)にピアノ初見をお願いされるが、すみません!書割譜面の初見はできません〜。コード譜ならなんとかのノリです。似非ピアニストです。あーこんなことも予想しての対応力をつけやう。せっかくのお申し出ごめんなさいでした。

いてこさんはマスターからのプレゼント衣装(ミニチャイナ)を着て、ボサノバ弾き語り。いてこさんの歌、良いですよ。後でパナシェのKANAちゃんを思い出したが、声に「華」があるんだすね。耳目を集めるキャラクター声。これは生まれつき美人みたいなものだすね。衣装効果もあり、楽しませて頂いた。弾き語り歴半年というから、またびっくり。いておさんのフルートはこれまた素晴らしいです。間奏ですぅーっと耳に入ってくるゆったりとした調べ。他の方もギタレレやリコーダーなど演奏され、上質のオープンマイク(器楽版)のやうでした。こんなこと、うちでもやれればいいなあ。。これもマスターのお人柄とお力だと思います。バカ騒ぎしていても、ステージ上で音が出ると、場の全体がびしっと引き締まる、あの感じ。もちろん鳴っている音が良質なのは言うまでもありません。ある意味、理想郷のやうなひとときでした。ライブブッキングのない日でも、クラスタは音楽三昧です。