先日買ったカフェ特集、ダイニングバー特選、BAR案内などめくっているうちに店のイメエジが妄想ぐるぐる固まってくる。自分が長時間へばりつくことを考え、やはり自分の好きな空間をイメージしたいと思ったとき、おぼろげながら見えてきたのは「和」のイメエジ。日本家屋のものものしさではなく、京都の町屋のように通りの景観にふっと馴染みやすいもの。木造内装も明るい色彩よりやや深みがある材質で、それこそ使い込んでいくほど味わい深くなりそうな。
こんなことを考えたのも、昨夏の京都道行の印象が大きいのと(その後何度も京都に足を運んでいる)、自分の生まれ育った「和」の生活空間によるものと思われる。さすがにオーナメントに木魚は置けないが。。
カフェ特集のなかに気になる店があった。「神楽坂茶寮」といって木造アパート2階建てをそのままカフェに改装したらしいが、内装は京都の町屋をイメージしたらしい。といっても靴をぬぐわけでもなく、まさに、和とモダンが溶け込んだ印象。一度見学に行ってみよう、ふむふむ。「和カフェ」といふのだすね。
こんなことを考えながら思い出したのだが、京都道行後しばらく熱が冷めず、上野千駄木根津あたりのカフェや画廊にストリート企画を持ち込んで、京都道行を再現しようとJ氏と盛り上がっていた。確かにあの辺(特に日暮里近辺。今は再開発がだいぶ進んでいるやうだすが)、懐かしい風景が残っているんだすよね。下町まで範囲を広げて考えてみようかな。「懐かしいのに新しい」空間設計だ。
うう。しかし家賃の現実は重くのしかかる。弘明寺、、一軒家、、ああ、ああ。